あおつみ

「長期・積立・分散」— 投資で大切な3つのこと

投資の王道は「長期・積立・分散」

投資にはいろいろな方法がありますが、初心者が最初に覚えるべき基本はたった3つです。

  • 長期 — 短期の値動きに振り回されず、10年・20年と続ける
  • 積立 — 毎月決まった金額をコツコツ買い続ける
  • 分散 — ひとつの銘柄に集中せず、幅広く投資する

どれか1つだけでは不十分で、3つを組み合わせることで リスクを抑えながら資産を育てることができます。

「長期」— 時間を味方につける

株価は短い期間で見ると上がったり下がったりを繰り返します。 「昨日買ったのにもう下がった…」と不安になるのは自然なことです。

でも、10年・20年という長い目で見ると、世界経済は成長を続けてきました。 一時的に大きく下がっても、時間が経てば回復してきた歴史があります。

さらに、長く持つほど複利の効果が大きくなります。 利益がさらに利益を生む仕組みなので、時間が長いほど資産の伸びが加速します。

「積立」— タイミングを気にしない

「いつ買えばいいの?」「今は高いから待った方がいい?」 投資を始めようとすると、こういう悩みが出てきます。

毎月決まった金額を買い続ける「積立」なら、この悩みがなくなります。 株価が高い月は少なく、安い月は多く買うことになるので、 結果的に購入価格が平均化されます。

タイミングを読もうとするより、淡々と続ける方がうまくいくことが多いのです。

「分散」— ひとつに賭けない

どんなに良い会社でも、業績が悪くなったり、不祥事が起きたりする可能性はあります。 ひとつの銘柄に全額を投じると、その会社がつまずいたとき大きなダメージを受けます。

以前紹介した投資信託は、 数百〜数千の銘柄に自動で分散してくれるので、 初心者でも手軽に分散投資ができます。

30年積み立てるとどうなる?

では、この3つを実践するとどのくらいの差が生まれるのか。 年利4%で30年間積み立てた場合のシミュレーションを見てみましょう。

年利4%は、全世界株式インデックスの長期平均リターンを控えめに見積もった数字です。
将来のリターンを保証するものではありませんが、ひとつの目安として参考にしてください。

積立金額による30年後の差

年利4%・30年間のシミュレーション

投資額
増加額
再投資額累計
配当額(年間)

月1万円(元本360万円)+328万円

月3万円(元本1,080万円)+983万円

月5万円(元本1,800万円)+1638万円

月10万円(元本3,600万円)+3275万円

元本が同じでも、長期間の運用で大きな差が生まれます。 これが「長期 × 積立 × 複利」の力です。

自分の金額で試してみたい場合

上のグラフは4パターンの例ですが、シミュレーターでは金額や利回りを自由に変更できます。 「自分の積立額だとどうなるかな?」と思ったら、ぜひ試してみてください。

シミュレーターを開く

でも、一番難しいのは「続けること」

長期・積立・分散が大事だとわかっていても、実際に続けるのは簡単ではありません。

  • 暴落が来て、怖くなって売ってしまう
  • 数年続けても「本当に増えてるの?」と実感が湧かない
  • まわりの人が短期で儲けた話を聞いて、焦ってしまう

投資で失敗する一番の原因は、商品選びでもタイミングでもなく、途中でやめてしまうことです。

だからこそ、「続けるための仕組み」を持っておくことが大切です。次の記事では、投資を続けるモチベーションになる「配当金」について紹介します。 口座に数百円でも振り込まれると、「投資ってちゃんとリターンがあるんだ」と実感できて、 続ける力になりますよ。

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