配当は年に数回しかもらえない?
前回の記事で、高配当株の基本を紹介しました。
配当金は日本株なら年1〜2回、アメリカ株でも年4回が基本です。
「年に数回しかもらえないのか……」と思うかもしれません。
でも実は、決算月が異なる投資信託を組み合わせれば、毎月配当が届く仕組みを作ることができます。
毎月配当の仕組み
最近は「年4回決算型」の高配当投資信託が増えてきました。
これは3か月ごとに分配金(配当のようなもの)を出してくれる投資信託です。
ポイントは、分配月がずれた投資信託を3本組み合わせることです。
投資信託B:2月・5月・8月・11月に分配
投資信託C:3月・6月・9月・12月に分配
→ 毎月どれかの投資信託から分配金が届く!
3本買うだけで、1月から12月まで途切れることなく入金が続く仕組みが完成します。
SBI証券で毎月配当を作る組み合わせ
SBI証券では、以下の投資信託を組み合わせると毎月配当が実現できます。
| 投資信託名 | 分配月 |
|---|---|
| SBI 日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型) | 1月・4月・7月・10月 |
| SBI 全世界高配当株式ファンド(年4回決算型) | 2月・5月・8月・11月 |
| SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型) | 3月・6月・9月・12月 |
日本株・全世界株・米国株と地域が分散されているのもポイントです。
1つの国に偏らず、自然と分散投資ができています。
さらにSBIには「SBI 欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」もあり、分配月は3月・6月・9月・12月です。
米国の投資信託と合わせて持てば、3の倍数月の分配が厚くなります。
楽天証券で毎月配当を作る組み合わせ
楽天証券でも同じ考え方で毎月配当が実現できます。
| 投資信託名 | 分配月 |
|---|---|
| 楽天・高配当株式・米国VYMファンド(四半期決算型) | 1月・4月・7月・10月 |
| 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型) | 2月・5月・8月・11月 |
| 楽天・高配当株式・日本ファンド(四半期決算型) | 3月・6月・9月・12月 |
楽天の場合は米国の投資信託が2本になりますが、VYMとシュワブでは組み入れ銘柄が異なるため、ある程度の分散が効いています。
毎月いくらもらえる?
気になるのは「実際いくらもらえるの?」というところですよね。
分配金は投資信託の運用成績によって変わるため確定した金額は言えませんが、ざっくりしたイメージを紹介します。
分配利回りが年3〜4%と仮定すると……
→ 毎月 約2,500〜3,300円が届くイメージ
金額としては大きくないかもしれません。
でも「毎月口座にお金が入ってくる」という体験は、投資を続けるモチベーションに大きく効きます。
投資額が増えるほど毎月の金額も増えていくので、成長を実感しやすいのもメリットです。
NISA口座で買うのがおすすめ
分配金にも通常は約20%の税金がかかります。
でもNISA口座で購入すれば分配金も非課税です。
毎月配当の仕組みとNISAの非課税メリットは相性抜群です。
まとめ
年4回決算型の高配当投資信託を3本組み合わせるだけで、毎月配当が届く仕組みが作れます。
SBI証券でも楽天証券でも実現可能で、NISA口座を使えば分配金は非課税。
「毎月入金がある」という体験は、投資初心者にとって大きな安心感とモチベーションになります。
受け取った分配金を再投資すると、さらに効率よく資産を増やせます。
その仕組みについては次の記事「配当再投資の力」でまとめています。